要約筆記とは

 中途失聴・難聴者の集会や会議の場などで使われるコミュニケーション保障手段の1つに「要約筆記」があります。
 話の内容をその場で文字にして伝えるのですが、「話すスピード」は「書く(入力)スピード」より数倍も速くて全部は文字化できないため、話の内容を要約して筆記するので「要約筆記」といいます。
 要約筆記にはいろいろな方法があります。

★手で書く方法
 手書き要約筆記の場合、対象者が多人数のときは、皆が同じ情報を共有できるように、要約筆記した文字をスクリーンに映します。OHPやOHCなどを使用して、ロール状の透明なシートに油性ペンで書いていきます。対象者が1~2人のときは、となりで「ノートテイク」を行う方法があります。ノートをとっているように見えるので「ノートテイク」といいますが、綴じたノートにではなく、紙に、水性ペンなどで書いていきます。

★パソコンを使用してキーボードで入力する方法
 パソコン要約筆記の場合、対象者が多人数のときはパソコンとプロジェクターをつないでスクリーンに映しだす方法、対象者が1~2名であればとなりに座って入力してパソコン画面を直接見てもらう方法があります。

 久留米市には、“パソコン要約筆記の会「PCくるめ」( https://pckurume.main.jp/ )”があります。詳しくは、ホームページをご覧ください。

 当協会は、“パソコン要約筆記の会「PCくるめ」”のサポートを受けたり、共に活動したりしています。

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